「Python3エンジニア認定基礎試験」に合格しました。

10日前なのですが、この度「Python3エンジニア認定基礎試験」に合格しました。

合格評価得点が700/1000点の試験で、評価得点が725点ですから、かなりギリギリです。

しかも7番目のセクション「入出力」の正解率が0パーセントですからね。

受験した動機

転職活動の一環です。2015年頃から常駐先を変えてもらうか、無理なら転職するしかないなあ、と意識し始めました。

将来どのようなエンジニアになっていこうかと改めて考えたり、どのプログラム言語に需要があるのかなど情報収集する中で「Python」を知ったと思います。

2016/04/21の記事です。→ 資格Zineニュース > Pythonエンジニア認定試験を2017年春より開始・運営する「Pythonエンジニア育成推進協会」の発起人会が発足

システム運用の仕事をしていたので、面接官に「開発の業務経験はないんですね」との毎度の質問に、非常に負い目を感じていました。Sierで働くなら手堅いJava一択なのですが、徹底攻略のテキストを1問ずつ潰していくのが苦痛でした。

機械学習とかバズる分野は置いておいても、初心者が「プログラミングを」学ぶ言語として海外の大学ではPythonが選ばれているそうです。いつしかプログラムすること自体に苦手意識を持っていた私には、とても魅力的に映りました。

なにより、これから始まる新しい資格なので、注目度は高いはずだと判断しました。

転職活動の際に、業務以外にもアンテナを張っている事がアピールできるのではないかと考えました。(その割に本試験が2017.5.29にスタートしてから、Python3エンジニア認定基礎試験に合格するまで時間がかかってしまいました。)

勉強方法

Python関係で購入した書籍の山です。

  • スラスラわかるPython
  • Pythonチュートリアル 第3版
  • 独習Python入門――1日でプログラミングに強くなる!
  • 12歳からはじめる ゼロからの Pythonゲームプログラミング教室
  • いちばんやさしいPython入門教室
  • Pythonプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本

自腹で買ったはいいけど、結局ほとんど積読だったんですけどね。

ともかく声を大にして言いたいのは、主教材に指定されているからって、非プログラマーでいきなり「Pythonチュートリアル 第3版」が理解できる人間はいない、って事です。

出題範囲:主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」の掲載内容を出題範囲として、以下の比率で出題いたします。また、一般的な知識からも出題されます。 基礎試験 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会

はじめにPythonというプログラム言語に馴染む、まったく仕事でExcel VBAなどでプログラムをした経験がない方は、プログラムすること自体を体験する必要があります。その為には、実際にキーボードに手打ちして実感する必要があります。

もし、Python資格に興味がある人は、書店で実際に見比べて、入門書を選んでほしいです。

また、ネットには動画で勉強できるサービスがあります。月額料も無料や低廉な料金なサービスなので、試しに登録して、体験してみて自分自身に馴染むか確認するのも選択肢としてアリです。

ドットインストール > Python 3入門

paizaラーニング > 「Python」入門講座一覧

PyQ – 本気でプログラミングを学びたい人の、Pythonオンライン学習サービス

で、この画像はPyQの進捗状況なのですが、なかなか進んでおりません。

4月から個人ライトプラン (2,980円 / 月)を自己投資と思って支払っていますが、空き時間に業務と直接関係のない事に取り組むには体力気力根気が必要です。

 

あと、実際にPythonでプログラムを書いた事も良かったのでしょう。

時期は前後するのですが、私はマストドンのアカウントに、毎日RSSで読み込んだ内容を自動でトートさせるプログラムを作成しました。

Mastodon.Osaka

(どのように調べてプログラムを完成させたかは、気力が満ちた時、ブログに書きます。)

 

結局、勢いで申し込んだ試験の2日前になってやっと、「スラスラわかるPython」を1章ごとに実際にキーボードに手入力しながら確認し始めました。第8章までやって、「Pythonチュートリアル 第3版」を駄目押しで冒頭から読み始めて試験日の朝を迎えました。

Mastodon.Osaka#python

 

まとめ:「Python3エンジニア認定基礎試験」に合格するには。

問題数40問すべて選択問題であるが、実際にキーボードに手入力して、実感として理解する。

職業プログラマー以外は、いきなり「Pythonチュートリアル 第3版」に手を出さない。

但し、Pythonになれたら試験範囲なので読み込む。(専門用語の意味を問われる問題は、このテキストを理解しながら読み進めている事で、おのずと対策が出来ていました)

 

追記:受験料金

ベンダー試験ORACLE MASTERに比べたら安い方ですが、受験料金:1万円(外税)は高いですよね。

私は放送大学に全科履修生で入学しているのですが、学割5千円(外税)の割引が適用されて、受験することが出来ました。

社会人の方で通信制の大学に籍を置かれている方は、すごくお得になるので適用されるか確認して受験してください。