|
9月14日~15日の2日間、SDLアプリのハッカソンに参加しました。
【総額100万円】SDLアプリコンテスト2019に応募しようぜハッカソン@大阪
SDLというのは、Smart Device Linkの略称です。自動車の車載器とスマホを接続させるオープンな規格とのこと。
2日間あったわけですが、準備不足がたたって納得ができない結果でした。
最後に発表したスライドをSlideShareがこちら。 > あなたの安全運転パートナー アイボウ君
準備が出来ていなかった事
①そもそもの仕組みをネット記事で確認していなかった
iPhoneかAndroidアプリで、車載器を模したWeb上の仮想環境 manticore に接続する。
もしくはRaspberry Piで環境構築が必要になります。
Alexaスキル開発みたいな、中身のプログラムを書く以前の準備、ハードルが高いとは思ってもいませんでした。
ちゃんとネットで公開されているSDLに関する記事を読んでおけば「マズい」と自分に足らない知識を調べるとか事前準備が出来たはずです。
②Xcode / Android Studio のインストール自体が大変。サンプルアプリがビルド出来ない。
そのあたりの大変さを甘く見ていて、夜中に必死でXcode をインストールして、記事の通りサンプルアプリを準備したのにビルド出来ないとか、時間だけが過ぎていき辛かったです。
Android Studioでやろうとしても、メニューにあるRunの次の項目が表示されないとか、どこをクリックすればいいのかとか分からない事だらけでした。
スマートスピーカー的に考えた場合
車載器に表示するデータを作成する。
車載器から送られてきたデータを処理する。
以上の処理を、iPhoneアプリ/Androidアプリで実行する訳です。
スマホのアプリを中継させないと実現できないのが、手間だなあと思いました。
SmartDeviceLink Consortium (SDLC)のゴールドレベルのメンバーとして、
Amazon社、LINE社が加入されております。
ライバル規格であるCarPlayやAndroid Autoの会社のアプリを使わないと接続できない、
という事の対策も考えているのかも知れません。
得たこと
自動車メーカーの方々が大勢来られてました。
本命のアイディアに関する質問をする事が出来ました。
自動車に関する事ですが、車載器は関係ない事がはっきりしました。
間に合えば、
LINE Things Mini Award
に、その本命のアイディアで応募しようと思います(自分からハードルを上げていく)
来週も、3連休だし、なんとかしたいです。
また、SDLについても自前で開発環境を用意して、ハッカソンで得た事を実際に動かしていきたいです。